当社では受注型産業から提案型産業への脱皮を最大の目標にすえて、すでに企画・開発活動を開始しており従来の印刷業のセオリーを変えるべく、着々と陣容を整えつつあります。「信用、技術、サービス、適応力」こそ、これからの時代に不可欠なものと考えてます。ユーザーの変化、印刷物の変化、サービスの変化など様々な変化への適応力があるかどうかが、今後、ますます問われていくでしょう。
情報化社会を支える中枢基地をめざし事業の可能性はますます広がる
より多くの人が、実に幅広い目的で、さまざまなメディアを通じて、情報を使いこなすようになってきました。
21世紀、正に変革の時代
情報化社会もIT(情報技術)の革新は止むことを知らずその勢いは今、大きく社会を変えようとしています。その情報技術の中核を成すのは印刷技術、私達はその技術で新たな印刷の世界を開かんとしています。このような状況の中で、私たち明和印刷が関わっている出版・印刷文化も、コンピュータをより効率よく使いこなす時代へと大きく変わりました。それは、業務の効率化のみならず、業務の集中管理、その一方で個別管理、さらには経営戦略のより豊かな展開の可能性を追求するツールとしてコンピュータはその可能性を拡げています。情報化社会を支える中枢基地として、明和印刷はよりよい先端テクノロジーを使いこなし、完成度の高い出版・印刷文化を担いゆく企業としてテクノロジー環境を整えております。
研ぎ澄まされた感性、柔軟な発想、大胆な行動力で新しいクリエイティブ空間の創造をめざす
明和印刷は、常に新しい技術や新鮮な発送を取り入れ、クライアントの要望にトータルに応えることで、社会のニーズに敏感に適応し成長してきました。そんな私たちが現在めざしている企業形態は、Creativeのある新しい形の印刷会社です。つまり、従来の印刷
業の枠を超えて、企画・編集・制作会社の役割を果たす提案型産業を目指しているのです。そのためには、単なる受注業務に終わらず、印刷のプロの立場から積極的に企画提案・情報提供をおこなって、斬新なアイデアを盛り込んだ印刷物の創造に努める事が必要です。幸い当社では、業界初のコンピューターによる生産管理システムにより、印刷工程の進行と原価をリアルタイムで把握し、その情報を営業ツールの一環として機能させることに成功してきました。これら一連の情報力とクリエイティビティの融合によって、さらにパワーのある営業活動が展開されています。
システムは人が創り、人が使う...従来の延長上に印刷文化の未来はない
1986年に完成した戸田工場は、業界でも最先端をゆく生産拠点です。5色刷り機、高速CRT電算写植機、自動制御製版機、両面オフセット輪転機など、エレクトロニクスを駆使した最新鋭のシステムは、今後の発展に向けて、必要不可欠なものです。さらに、業界大手でも成しえなかった画期的なシステムとして注目されたのが、ホストコンピューターによる見積り作成、制作、印刷、発送、経理、資材、原価にいたる全行程の管理システムの導入です。これによって、従来、人のカンに頼ることの多かった複雑な印刷工程をリアルタイムで把握し、簡略化することができるようになりました。
私たちは、複雑かつ多様化する印刷へのニーズに対応するため、ハード面及びソフト面の充実を常に考えています。